※この記事は、旧ブログ「遊びがいのある地球に生まれたね」に書いた文章を加筆修正したものです。
こんにちは! なちこです。
パーマカルチャー好きの彼氏が、何やら岡山にパーマカルチャりに行くというのでくっついて行きました!^^
パーマカルチャーセンター上籾(かみもみ)へ
岡山県久米南(くめなん)町の上籾(かみもみ)地区という“限界集落”で、「里山創生」のプロジェクトを始めたカイルさんという人に会うため、そして、「パーマカルチャーセンター上籾(略称:パミモミ)」を創っていく作業のお手伝いをするためです!
こちらが、その、カイル・ホルツヒューターさん。
生物資源学博士で、パーマカルチャーデザイナー、
ストローベイル建築のプロ、
国家資格を持つ左官職人でもあります!!!
Wow!!!
カイルさんが、何者で、どんなことをしているのかは、実は私もよくわかっていなくて、パミモミが何なのかも全然わかってなくて、今回行く前に、彼氏が教えてくれたこの記事を読みました。
↓ ↓ ↓
2017 上籾地区の挑戦 ~パーマカルチャーによる里山創生~
とてもわかりやすいです。
私はまだ見てないけど、この動画もいいらしい。
↓ ↓ ↓
パーマカルチャーとは一体なんぞやという話も、いつかそのうちちゃんと書けたらいいなとは思いますが、私もまだ自分の言葉で伝えるほどにはわかってないので、気になる人は自ら調べてくれたらいい情報が見つかると思います。
ひと言で言うと、
人間が、心豊かに、
この地球上でずっとずっと暮らしていくための知恵と技術、そして文化
ってところでしょうかねー。
作業風景
ちなみに、Facebookでのこの作業日のイベント名は「パーマおじゃま」でした(笑)。
か、かわいいw
私たちがおじゃました日の作業は、土蔵の屋根の瓦を(ふき替えるために)一旦すべて剥がして下ろす、というお仕事でした!
軽くCheck in(参加者同士の自己紹介&ひと言ずつ)をしてから、作業開始!
じゃーん。土蔵です。
瓦は、意外と簡単に剥がせました。
かなり高い足場での作業。
気をつけつつ、笑顔~^^
剥がした瓦は、コンテナに入れ、ウィンチで下ろしていきます。
チームワークが物を言う作業!
瓦を剥がすなんて生まれて初めてやったので、めちゃめちゃ面白かったです!!
梅もぎも少しだけお手伝いしました~。
パミモミ周辺の風景
上籾の棚田は、「日本の棚田百選」に選ばれているそうです。
私は、大学時代に地理学を専攻していて、プレゼミの担当教員が日本の棚田研究の第一人者と言われている中島峰広先生だったので(合宿で千葉県鴨川の棚田も見に行った)、棚田にはちょっぴり思い入れがあります。
カイルさんがパミモミの敷地内をガイドツアーしてくれました。
思ってたよりも広くて、びっくりーーーー。
畑や田んぼはもちろんのこと、果樹園を作ったり、
サウナを作ったり(!)、植林も行っていくそうです。
まだまだパミモミの歩みは始まったばかりで、これから膨大な量の仕事をこなして作っていかなくてはいけなんだなーということがよくわかりました。
蔵の屋根の瓦を全部下ろすだけでも、7人でやって、一日がかり。
畑!?田んぼ!?植林!?
蔵の屋根を葺き替えたり、
納屋の柱を動かして庇を引っ込め、母屋の前まで車が通れる道を作るとも言ってたなー!
やることめっちゃあるやん!!(゜◽︎゜)
大変だけど、人手さえあったら、どんどん進むことでもある。
カイルさんの頭の中にはきちんとパミモミ全体のデザインができているから。
それって、すごいことだなーと思いました。
興味持った方は、ぜひ、お手伝いに行ってみてほしいな~。
パミモミのFacebookページはこちら
私の彼も、何かツテがあったというわけではなく、Facebookを通じて連絡を取って、出向いた感じでしたのでー。
20年後、日本のパーマカルチャーは世界をリードすることになる
最初に紹介した記事の中にあった、カイルさんの
「20年後、日本のパーマカルチャーは世界をリードすることになると思うんだ。元々、創設者のビル・モリソンは、100年前の東アジアの農村文化にインスパイアされてパーマカルチャーを考案したんだ。日本がもう一度かつての文化を取り戻し、さらに深化させたなら、それはスゴイ文化を生み出し、世界に貢献することになると思う。」
という言葉が、とても好きです。
10年後20年後に、ここがどんなプラットフォームになっているのか、本当に楽しみだし、これからも関わっていきたいと思いました。
おわり。