※この記事は、旧ブログ「遊びがいのある地球に生まれたね」に書いた文章を加筆修正したものです。
こんにちは。
なちこです。
月経カップのレビューシリーズ最終回です。
その１とその２はこちら
実際に使ってみた感想
・友達の言ってたことはほんまやったわ！ マジで便利～！
・月経血コントロールは、ある程度膣口に意識を向けておく必要があるので、多い日はけっこう緊張感を持って過ごす必要があるんだけど、月経カップは、自然に溜めておくだけなので、その緊張感がなくて楽～(あった方が骨盤底筋は鍛えられるんだろうけど)。
・最大12時間まで装着可能！！
量が多い人は、こまめに出した方がいいと思うけど、私は12時間で全然OK。
仕事がある日、特にカウンターに入ってる時間帯は、大助かり！
【2017.9.18追記】
この記事を読んだ友人から、長時間のカップ使用は、筋腫や内膜症になりやすくなる可能性があるという情報をもらいました。長時間入れっぱなしはあんまりおすすめできないとのこと。一概には言い切れないみたいだけど、参考情報として、一応追記しておきます。
・全く漏れないってわけではないみたい。水っぽい感じのところがちょびちょび漏れるけど、布ナプ当てておく必要もないくらいの漏れ。
気になる人は、おりものシートつけるといいかも(布推奨)。
別に下着汚れても、洗えばいっか、って思える人(私)は、おりものシートすら要らないかも。
・入れる時より、取り出す時の方がコツがいる。
出先のトイレで「取り出して→血液捨てて→洗って→また入れる」のは、けっこうハードル高いかも！
一回、お店のトイレでやったことあるけど、個人的には、トイレの個室の中に手洗い場があるところじゃないとやる氣しないなー。ウェットティッシュやペットボトルの水でうまいことやってる人もいるみたいですけどね。
私は、取り出す時は、汚れてもいいようにお風呂で出します。
・膣の中から取り出した後、溜まった月経血を見るのが、めっちゃ楽しい！！！
多い日で15mlくらい、少ない日は5～7mlくらい(moonには、目盛りがついてます！)
もっと出てると思ってたから、意外と少なくてびっくりした。
・面白がって、一番多い日の溜まった血液を彼氏に見せてみたら、本気でクラ～ッとしてしまったらしいｗ(ご、ごめん･･･)
・それにしても、月経血はほんまに綺麗やな～と思います。
過去記事にも書いたけど。↓
血液以外の体液も含まれてるから、ちょっとにごったりしてる感じなんだけど、カップの中に溜まったのはそれが分離してて、下の方に溜まってる血液ほど、ドロっとした感じの「血」になってる。
これを、流す時に一旦手のひらに出して赤さを観賞(？)するのが好きー❤️
傍目から見たら、だいぶ猟奇的な人に見えるかもしれない＾＾；笑
でもほんと、写真載せられないのがもったいないくらい、
「綺麗ー！」「う、美しい･･･❤️」って感じます。
・個人的な感覚だけど、やっぱり膣のなかで密着させている(膣壁をぐいぐい押している状態の)ものなので、生理期間中ずっとつけておくのは負担感があるかな～と思って、夜だけは布ナプにしたり、量が少なくなってきたら布ナプにしたり、その時々のフィーリングで、組み合わせて使ってます。
まとめ
ということで、月経カップ導入、大成功！
その後も、生理の度に大活躍です。
昔は「汚れた紙ナプキン」を「汚物入れ」に「捨てる」っていうのが、生理の時の当たり前の感覚でした。
そこから比べてみると、ずいぶん素敵なところまでやってこれたな～って思います。
布ナプや月経カップの情報をくれた周りの友人や、ネットで発信している人たちに心から感謝！！
あと、私に月経カップをおすすめしてくれた友達に聞いて知ったんだけど、途上国はもとより先進国でも貧困家庭の少女・女性たちの中には、生理用品を買えなくて(もしくは買ってほしいと言えなくて)、不衛生なもので代用したり、生理用品を買うためにごはんを我慢したりしている人もいるらしい。。。
貧困層の女性に生理用ナプキンを配る活動をしている市民団体とかもあるみたいなんだけど、煮沸用のお湯さえ用意できる環境にあるなら、洗って何度も繰り返し使える月経カップは、そういう問題の解決方法として、ひとつの大きな選択肢になるんじゃないかな、なんてことも考えました。
みんながみんな使わなくてもいいけど(私は、処女だったら使う勇気ないと思う！)、こういう選択肢もあるんだ！ってことが、もっと広まるといいかなー。
おわり。
